スポンサーサイト

--.--.-- -- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まじっく快斗 4巻

2007.04.02 Mon 18:46





発売からしばらく経ってしまいましたが、やっとこさゲット!
13年ぶりの新刊ということで、堪能しましたv

以下、ネタばれまくりの感想です。
未読の方はご注意を。
相当長いです。




せっかくなので、まずは表題ごとに。

「クリスタル・マザー」
表紙を開いた一発目から、まじ快らしいお話だなぁとほんわり気分で読みました。
話が途中から始まっているような感じだったので、3巻の終わりを遠い記憶の底から呼び出して・・・一安心。
いろいろと、まじ快らしい、現実的に考えたら突っ込みたくなるところは満載でしたが、それは置いておくとして。
青子を睡眠薬で眠らせるのは、多少どうかと思ったけれど・・・。
簡潔で、分かりやすく、まじ快らしさも失わない、13年ぶりの導入には持って来いのお話だったなぁと。

「レッド・ティアー」
忌まわしいと思われていた宝石自体が、実は素敵なプレゼントだった・・・と、とっても心温まるストーリー。
こんなところが、快斗と父との強い絆なんかを感じさせちゃって、素敵だなぁとしみじみ。
ちょっと「世紀末の魔術師」のイースターエッグに似ていたことは、ヒミツで(笑)
あと、青子の財布がすられた時の、快斗の素早い反応に感動。
特に、青子のためであって欲しい・・・というのが痛切な私の願い。
それとは別にすごく気になったのは、組織の奴ら。
快斗は、あの二人を殺したのだろうか・・・。
前回のお話のトンネルに激突よりも、描写や効果音的にも、死んだかなと。
生きてたら、ビックリだなぁ。
死体が発見されたら、警察も問題視するんじゃ・・・と思いつつ、組織の他の奴が、回収したかな・・・とか。
とにかく、キッドが始めて手を下したということになるのでは・・・?と、ちょっと疑問。

「ブラック・スター」
もっちろん、新一君ご登場の、テレビでも放送したもの。
テレビのも見たけど、やっぱりキッド視点っていうのもなかなかいいなぁ。
紅子が、意外と快斗を思いやってるところが、なんとも。
でも、自らの力で助けることとかはないにしても、やっぱり青子の存在って大きいんだと実感。
紅子に、「悪魔のような狡猾さで」とか言われてしまう、新一君に爆笑。
思えば、新一が事件の捜査に協力しているのを私たちが見たのは、ほんの数回(・・・主人公なのに)
そう思うと、何気に貴重だなぁなんて。
まじ快だというのに、銃を構えて、髪をなびかせる新一にクラッときましたvv

「ゴールデン・アイ」
今回のまじ快の中で、一番心に残ったお話。
その上、この辺から、まじ快のストーリー自体が、より完成度の高いものになったような。(それに関しては下で。)
このお話は特に、細工を作ってるとことか描写があったりだとか、人間関係とかもあったから、一度じゃ把握しきれなかったというのも事実。
シャノアールとの対決ということでしたが、キッドの方が一枚上手・・・なんだけど、やっぱりここは、幼馴染関係が功を奏したみたい。
探坊ちゃん(笑)からの協力要請も、なんだか笑った。
でも、今回の変装が破られてしまったのは、なかなかイタイミスかなと・・・あれは、危なかった。
「犯行動機が似ている」という部分で、改めて快斗の気持ちが伝わってきて、ちょっと切ない。
最後の「華麗」云々の言葉で、シャノワールが改めて変装を破った時のことを思い出したということは、あそこの言葉だけ、快斗自身の声だったってことかな?
それは、顔を見られているのもあるけど、「相手の正体を知っていることに対して、自分も対等に正体を明かした=大胆不敵で華麗」ってことだと理解していいのかしら?
私としては、キッドが真面目口調で「私は怪盗キッド・・・」って言うところも、なんかスキなのよね(笑)

「ダーク・ナイト」
これは、先日サンデーに載った分ですよね。
思わずネタバレを読んでいたので、最後が悲しい終わりだというのは理解していたのですが・・・やはり悲しかった。
最初の部分は、すごくシリアスな雰囲気が漂っていて、いいなと思ってるのですが・・・。
じいちゃんの存在をアレだけばれていたら・・・快斗すぐ捕まりそう・・・。
なんだか、不安。
探坊ちゃんも、キッドの正体を結構気づいてたりして、そんなんで大丈夫なのか?なんて。
そうそう、賛否があった坊ちゃんのばあや。
私も、ちょっとイメージと違ったような。
もう少し、シワシワの小さめなおばあちゃんを想像してたんだけど・・・。
ナイトメアの最期、キッドの機転に賞賛を。
・・・トランプ銃撃つときの表情が、切ない。
そして、たぶん全部分かっていて、言わないでおく白馬にも。
こんな「深い」ところは、「コナン」にはない味だなぁなんて思ったり。
特に新一とか平次って、正義感の強さからしても、白馬より真実云々を重視するタイプな気がする。
「世紀末の魔術師」の時にキッドが言った、「世の中には謎のままにしといた方がいいこともある」って言葉が、「まじ快」を象徴してるのかな・・・なんて。
白馬や紅子が快斗の正体を世間にばらさないっていうのは、まさにそれな気がするし。


と、一連のお話を語ったところで、全体的に。

「ゴールデン・アイ」のところでも書いたけれど、まじ快4巻の後半は、すごく完成度が高い気がした。
多少なりとも、コナンに影響されて、種明しや盗みまでの経緯を描いている点が、完成度に影響しているのかなとも思うけれど。
全体的に、まじ快の方向性が、「ドキドキハラハラのスリル満点!」というよりは、「人間味」という方にシフトしていってるのかなと。

もちろん、「ドキドキハラハラ」も好きだけど、コナン側から見るキッドと、快斗の中のキッドのあり方の違いなんかを出したいのではないかなと思って。
・・・それも、特に「父の死の仇討ち」という点に関して。

今回のお話の大部分が、親子関係を描いているものが多くて、結局はキッドはそこに行き着くために盗んでるんだなと、改めて思い知らされた感じ。


あともう一つ、すごくしみじみ感じたのは、前にキッドがコナンに対して言ったあの台詞。

『怪盗はあざやかに獲物を盗み出す創造的な芸術家だが…探偵はその跡を見てなんくせつける・・・ただの批評家に過ぎねーんだぜ?』

今まで、かっこいい台詞だなぁとは思ってたけど、あんまり理解してなかったみたい。
でも、今回のお話が、感情面も犯行時の過程も詳しく描かれてたから分かったと思う。

結局のところ、新一達は事件が起こらないと動かないけど、快斗は仕掛けていく立場だから・・・。
自分で模造品を作ったりだとか、どうやって出し抜こうと考えたりだとか。
自分が動いてくことで、何かが起こってく。

そこが、「コナン」と「まじ快」の違いなんだなって。

自称コナンファンの私が言うのもなんだけど。
たまに、推理の場面を読むのはちょっと退屈。
その推理を知ったからって「あぁ~あ、なるほどね」とはなるけど、大抵の場合それって、事件が起こった後だし・・・。

「まじ快」は、キッドと共にスリルを味わう反面、ネタばらし部分も、主人公の行動の所以だったりするわけで。

まぁ、なんだかんだ言っても、
我々読者は、その対決を見て賞賛を送らずにはいられない、ただの傍観者でしかないのだけど(笑)

そんなこんなで、相当な確立で、「まじ快」にもはまりつつある今日この頃。
それでもやっぱり自称コナンファンなのは、「コナン」は恋愛重視、「まじ快」はスリル重視って、棲み分けがはっきりしてるからなんだろうなぁ。

どうか青山先生、「コナン」も楽しみにしているけれど、21世紀中にと言わず、もう少し早めに「まじ快」も出してチョv・・・と思わずにいられないんだな(笑)

スポンサーサイト

comment

post a comment


管理者にだけ表示を許可する

trackback


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。