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映画「恋愛寫眞」

2006.01.26 Thu 17:13

やることはいろいろあるのだけれど・・・。
今日は授業もなかったり、家族が留守ということもあって、午前中から映画鑑賞してましたv

見たのは、去年の年末にDVDに録画しておいた「恋愛寫眞」。

市川拓司さんの同名小説は、この映画のオマージュ。
・・・とは言いながら、小説があったからこそ、見てみたいかもって思ったんだけど。

今度は、このオマージュとしての小説の方が映画化されるらしい。
主演は、宮崎葵&玉木宏。
人選がいいのかどうかは、ちょっと未知数。

ま、そんなこんなで、元になった広末涼子&松田龍平の方も、制覇しておこう・・・なんて感じ。

ネタばれになるので、↓のリンクから。(伏せてません)

***

小説のイメージが俄然強いので、一体何から語っていいのか分からないけれど・・・。

まずは、なんと言っても、映画の中でたっくさん出てくる写真。
自分も、趣味とは言えど写真を撮ってる端くれとして、そこが一番の注目どころ。

誠人と静流の写真の対比がなんとも、いい感じ。
誠人は、全体的に無機質で硬い写真が多く、どちらかというと、立ち止まって撮っている。
一方、静流は、全体的にカラフルだったり、アップにしてみたり・・・そしてとにかく被写体へと走りよっていく。

でも、誠人が撮る静流は、アップだったり、寝顔だったり、すごくいい。
ニューヨークへ行った先では、静流のように誠人も走り回って撮影したりと、なんとなく変化が感じ取れる。

そして、ストーリーとしては、まぁまぁ良し。
どちらかというと、前半の静流と誠人の生活の方が、好きかも。
・・・後半の、窃盗やコンボイ探しとかは、少し余計な気もするし。

ちらほらとコメディータッチもあって、静流探しといったミステリーチックな部分もあり、アクションもありで、結構楽しめた。
最初のあたりで言っていたことが、後からも登場したりと、市川さんの小説にも通ずる部分もあったようにも感じるし。

まぁ、現実と幻影の区別が、ちょっと複雑だったかも。
もちろん、幻影になるぐらい会いたかったということなのだけれど。

最後に、やっぱりキャストを。

最初は、本当に小説のイメージが強かったから、名前はおんなじなのに・・・って思うと、違和感を感じずにはいられなかったかな。
だけど、進むに従って、小説と同じではないという印象が出てくると、それはそれでいいかなと思ったり。

誠人をやっていた松田龍平は、私はあんまり知らないけど、まぁカッコイイとは言えないよね。
でも、何事もうまくいかず、静流を妬んでしまう誠人としては、結構良かったんだと思う。

静流役の広末涼子も、よかった。
ミステリアスで、小悪魔、そして孤独そうなところもマッチしてたし、カメラ片手に駆けずり回る姿も、あの色白小顔な感じだからこそいいのだと思う。
それに、写真に写った感じも、ほんわか雰囲気で◎。

で、いっちばんビックリしたのは、アヤ役の小池栄子。
友達として出てきたときから、なんとなく違和感だったけど・・・。
やっぱり、最後の狂気に満ちた迫真の演技が、コワッ。
ある意味、最悪だけど、あそこまでの狂いっぷりをよくやったなぁとちょこっと関心してしまったほど。

結局最後、誠人は静流の名前で写真を撮り続けるわけだけど・・・。
あのコンボイのギャラリーに出品されたのは、誰の写真だったんだろう。
もちろん静流の写真はあったとは思うのだけど、誠人のニューヨークの写真もあったのかな?
だって、コンボイは、2枚しかいいのがないって言っていたし。

それに、もしもあそこに出品されていたのが、全部静流の写真だったら、静流が手にするべきだった栄光を、誠人がちゃっかり奪ってしまったみたいじゃない?

そうじゃなくても、ナチュラルに誠人と同じ世界にいたいと思って始めた写真が、誠人との関係を壊すきっかけになって。
それでも、いつか会えることを信じつつワンダーを探していたのに、その才能を妬まれて、アヤに殺されてしまって。

カメラ片手に、無邪気に走り回る静流が、本当に切ない。

でもでも、あの静流の寝顔を撮ったのは誠人で・・・それが認められたのなら、誠人にも才能があって、それがニューヨークで開花したってことになるのかな?

そんな風に、最後なんとなく気になってしまったり。

だけど、平凡なラブストーリーを見るよりも、写真といい心情といい、ダイレクトでなくても、切々と伝わってきて、意外と面白かったと思う。

小説を読んだときから、映画も見てみたかったんだけど、あんまりいい感想が飛び交っているわけではないから、小説のイメージを壊したらやだなぁと思っていたり。
もちろん小説との違いはあったけど、この映画はこの映画としてよかったんじゃないかなぁ。

ちなみに、映画に出てきた写真を撮っていたのは、齋藤清貴というプロカメラマン。
この映画で、広末を撮ったからか分からないけれど、有名人の写真集を撮ったりもしているみたい。
その人のサイトはこちら

はてさて、同じタイトル(映画では映画のタイトルになるらしいけど)で、似たような写真がテーマの映画となる、小説の方の映画化。
いったいどんな違いや、雰囲気になるのかな?

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