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「タイムリープ」ネタバレ感想

2005.08.08 Mon 20:43

『タイムリープ』 高畑京一郎

この本を知ったきっかけは、随分と前のことなのだけれど、表紙がライトノベルチックでなかなか手が出せなかった本。

それでも気になって、とうとう借りて読みました。

感想は↓のリンクからどうぞ。
(伏字してません)

***

面白かった・・・・・んだと思う。
この微妙な間の空き方は、私の理解力の低さにあるのかも。

とにかく、タイムスリップものは昔から大好きだったのは確か。

でも、それ以上にこのお話の組み立ては素晴らしく、その流れ自体がまさにパズル。
作者の頭の良さが窺える一品。

まず、脳内のみがトラベラーであることが、すごく斬新。
で、その理由で、100年前に飛ぶこともなく、一週間の中を重なることなく飛ぶことができることも頷ける。

ただ、やや内容はタイムトラベルのみの印象を残しているともいえる。
実際に紙にメモを取りたくなるほど複雑に絡み合う上に、無駄な会話というものもない。
一週間の時間を完成させるためだけに全てを組合すような感じ。

途中から、内容が犯人探しにもなっていくのは、最初から読めていたような気もする。
・・・だって、人物名が細かすぎるから。
わざわざ、教師の名前をフルネームで説明する時点で、これは後々関係してくるんだなぁと思ったり。
(ちなみに、犯人の中田の登場回数だけで、ミステリーとしてはバレバレだと思う/苦笑)

ここに恋愛を挟んでみたのも、少し無理があったような・・・。
もちろん、トラベラー翔香と彼女の相談にのる秀才の若松との間に、恋愛感情が生まれるのは、「ラベンダーの話(本の中で『時をかける少女』を意味してる)」からも明白で。
だけど、いまいちその過程が不明瞭。
二人がキスしようとしていたところさえも、結局はタイムトラベルが生じていたのは・・・ちょっと微妙。

どちらかといえば、すべてが解決した後、二人がどんな風に取り繕って周りの人に説明したのかの方が気になるかも。
特に、刑事の息子で、一番世話になった関君には。

それに、「若松が相談にのってくれなくなる」という理由で、時間の再構築を避けていたことは、少し無理があるかも。
その程度のためにそんな大変な思いして・・・と思いたくなるし。

少々腑に落ちない気持ちはあるにしても、十分時間のパズルがかみ合っていたことは、もちろんすごすぎた。
一週間という限られた時間内を無事に乗り切るために、綿密な計画を立てた若松と、作者に乾杯(爆)

まぁ、アレだね。
アレだけ、一週間に怪我しそうになってたら、時間以上に命がいくらあっても足りないね・・・(苦笑)


参考:
(本)タイムリープ  (ビデオ)タイムリープ

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